つぶやいたり、描いたり。波に攫われる前の、ほんの一瞬。
序章より、さらに重い気分に・・・ううっ。



感想は、序章に対するものとほとんど同じ。何というかまだ、ちょっと混乱してるところもあるのだけど、とにかく考えたことをメモ。



前作より、言葉にぎこちなさは減ったけど、時代思想の言葉の完全な借り物が増えた気がした。それから、「本を読むこと」の弊害について考えてしまう。他者の言葉や他者の人生では自分は語れない、安易にそこに答えを出すのは危険ということ、時々反省しつつも、それをやらずにいられないものなんだろうなあ、彼女だけじゃなく。本の中の言葉と、自分との距離をうまくとる難しさ。私自身、ちっともその距離のとり方がわからない。すでにこの日記に対してだって、入れ込みすぎている。

 語るべき自分、を見つけ出すことも、自分だけの言葉と言うものが本当にあるのかどうかも、この人と同じように(?)疑いを持ってしまう。ないと認めるのは、恐ろしいけど・・・。



自分をとりまくものへの否定と攻撃によって、自分を位置づけようとするのって、とても痛ましい状況だと思われてしかたない。なんだか、彼女は本来敵でないものまで、仮想敵と看做すことで自分を保とうとしてるような気がした。社会への反発、親(特にこっち)に対する否定があまりにも唐突で、根拠に乏しい気がしたからそう思うのかな・・・でも、実際「否定」「対立」によるほうが自分の輪郭ってはっきりするような気がしてしまう。なんでだろう・・・考え込むところ。



それから、この時代のことについて、もっと知りたいと思った。実のところ私は、大学紛争というものが何で発生したのか全く知らない。何がこの頃の学生をあんなに怒らせていたのか、実はさっぱりわかっていない。ただ日記から感じるのは、どうしてこうどの人もこの人も、白か黒かはっきり立場を明確にすることを強要するのか、迷っている人を「君は考えが浅い」という言葉でもって切り捨てられたのか、という疑問ばかり。両親達は学生運動の最中に大学生だったのだけど、いわゆる「無関心派」だったらしく、「授業が妨害されて、休講ばっかりで困った」という話くらいしか聞いたことがない。

本当は、何があってこうなったの???

「青春の墓標」とか読んだらわかるかなあ・・・深入りするのは危険な気もするけど。



ここのところ、自死した人の本ばかり選んで読んでいるなあ。自分でもどうしてかわからないけど、行間に垣間見える、この人たちが辿らなかった道、もう一つの可能性に行き着くはどうしたらいいのか、考えたいからなのかもしれない。・・・こじつけ?
ブックマークに追加する

管理者にだけ表示を許可する
http://chibinekono.blog44.fc2.com/tb.php/989-4dd1f764
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
// HOME // 
FC2ブログ
Powered By FC2ブログ. copyright © 2005 砂の上の文字群2 all rights reserved.
わたしのこと

ネコノ

Author:ネコノ
こんにちは。ここは、管理人nekonoが日々の空想を絵にしたり、なにやらぽそぽそと呟いたりするページです。
のんびりしていってね。

上のブログタイトルクリックで、最新記事七件が出ます。

コメントのお返事は、基本的に遅れがちになります。そして管理人の調子に合わせて時々閉じます。ごめんなさい。
(だいたい週明けにまとめてお返事になるかも)


本館イラストサイト。量だけはたくさんあるのです。
「hidden place」↓

リンクフリーです。でも教えてくれると、なお嬉しいです。

こそりと、お仕事のご依頼も受け付けています。
作品傾向は、こちらの部屋に置いてある絵のような感じです。

nekono14☆yahoo.co.jpまで、お気軽にお申し付けくださいませ。(☆は@に変更してください)







↓なう・りすにんぐなもの↓



↓こんしゅーのおきにいり↓


おはなしする?

ひとことメールフォームです。 お返事は、日記の追記内にしています。

名前:
メール:
件名:
本文:

カテゴリー
月別アーカイブ
最近のコメント
リンク
ようこそようこそ
いろいろつながり!

●お気に入り●
●trackback people●
(絵のこと本のこと)

list me? by BlogPeople あわせて読みたい

ついった

ブロとも申請フォーム
RSSフィード
Powered By FC2ブログ