つぶやいたり、描いたり。波に攫われる前の、ほんの一瞬。
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絵入りで読んだ「冥途」のイメージを一度払拭するのに、やや手間取りました(汗)インパクトある絵だったからなあ・・・



百さん(馴れ馴れしい)の小説は、「ノラや」などの随筆とはまた一味違ってて、それがまた新鮮。この巻には「冥途」を始めとして、何とも不思議な読後感の短編(本当に短いものがほとんど)がたくさん載っています。



暗い土手。花火。顔の長い、輪郭のぼやけた人間。稲妻。猫・・・。そういうものが、何度も何度も現れる。読んでる間中、頭の中に黒いような青いようなもやもやが立ちこめて、低い地鳴りのようなものが響いてる気がします。



何だろうなあ、こういうのって、どっかで経験したことあるなあ、と思ってちょっと考えて思い出す。あ~、幼稚園くらいの頃の夢に似てる。

今とはだいぶ、怖い、と思うものが違ってる頃の夢。あ、今夢見てるんだ、でもどうやって醒めたらいいのかわからない。このままここにいると、怖いものがくるんだ、と思った瞬間、予想通りにどんどん事態が悪化していく、こわい夢。けれど、そういう夢は起きてしまって思い出すと、どこか「変な感じでおもしろい」というのも多かった。この集成に含まれてる話も、すっごく不気味なんだけど、どこかで、「おかしいんだ」って笑ってしまえるユーモアがある。そういうおかしさが具体的にどこから来るのかよくわからないのだけど、多分、物語の中にいる「私」が、困ってるのにどこかすっとぼけた行動をとるところに有るんだろうなあ・・・、「件」とかさ。



ああ、怖くておかしかった。でも、「遊就館」だけは、ひたすら気持ち悪くなってしまった。唯一、嗅覚にまで訴えて、「グロテスクだなあ」と思った作品かもしれない。





蛇足。この人の描く動物は、みんな艶かしい女性みたいだな。鯉とか水鳥とか。こういう動物が出てくる作品に、惹かれるものが数多くありました。
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