つぶやいたり、描いたり。波に攫われる前の、ほんの一瞬。
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20160508shinryoku2small.jpg

「新緑リボン・Bタイプ」(絵をクリックでちょっと拡大)

ちょっと前に描いた「新緑リボン」の別案バージョン。最初に描いた方は比較的賑やかな感じになったので、こちらはもうちょっと図形的なデフォルメにして、静かな印象の絵にしたいなあと思ったのです。色数多いからあんまり静かでもなくなったような・・・。
この絵はかなりミキシングホワイトって絵の具を使ったのですが、あれ便利ねえ!これまではホワイトを入れるたびに彩度が落ちちゃって「なんか思ったのと違う・・」ってことが多々あったのですが、ミキシングホワイトだときれいな色のまま淡くなってくれるの。もうこれ無しには戻れないわー。

そんな私ですが、今ちょっとだけリキテックスも使ってみたくてうずうずしています。これ以上画材を増やしちゃだめ・・・!で、でも・・・!(葛藤)

☆☆☆
ここんとこのスケッチ。

熊山英国庭園/自然のパレット/ゴーリー!/ヤンソン/せともののこころ/無力/さざなみ/種まき強化月間/朝顔/アイスプランツ/胃痛/家宅侵入蟻/日焼けと静脈/自信/切れた電球/石楠花/エゴノキ/ハーモニー折り紙/カンカン帽/鳥よ鳥/スピッツ/穴のあいた眠り/つぎあて

☆☆☆
GW前半に、ちょっと遠出して伊丹市立美術館でやってる「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密展」というのを観てきたよ。面白かったー!以下その記録。長いので畳んじゃうね。

さて。展示内容ですが、ゴーリーさんが生涯に手掛けた膨大な作品の中から、原画や草稿、あとはお母さんに宛てた手紙の封筒(これがなかなか楽しくて、いちいち凝った絵が描いてあるの。ただときどき物騒な絵もあるので、郵便屋さんはびっくりしただろうなあ)、オペラの衣装デザインなど、さまざまなものがありました。あとねあとね、リアとかエリオットとか、他の人の文章につけた挿絵もあって、独自性と「他者の世界を表現する」柔軟さを感じました。引き出し多くてひたすら恐れ入っちゃう(>_<)
ゴーリと言えばあの気の遠くなるようなびっしり描線(なんせ本人が途中でうんざりして作画を5年も中断したものもあるんですって)と、ゴシックホラーめいた黒い画面、操り人形みたいに細い手首でひょろんとした、そして白けた目をした人物たちが真っ先に思い浮かぶのですが、今回の展示ではもうすこし力の抜けた、三頭身くらいのキャラクターも見ることができて楽しかったです。こちらはなんとなく動きもコミカルで、どこか機嫌も良さそう。とはいえ、賑やかにアクションしたり表情豊かだったりということはなく、微妙ににこやかな笑みを浮かべてる、って感じなところがまたいいのですが!
そして猫。猫好きだったゴーリーさんは、登場人物の多くがろくな目に遭わない自作の中でも、猫だけはひどい目にあわせなかったのです。そんなわけでゴーリーさんの描く猫たちはなんだかみなのほほーんとしてて笑いを誘うの。鼻が大きくて口がむにーっとしてて、何考えてるかわかんないけどたぶんこの子たちは残酷なことは考えてないだろうな、って思わせる顔です。ブラックな作風も大好物な私だけど、こちらののほほん&飄々ワールドも同じくらい好き。むしろこの二側面があるからこそ、エドワード・ゴーリーはこんなに魅力的なんだろうなあって思います。
膨大な量の作品を見て、すっかり目がしぱしぱした状態で家に帰りながら、ゴーリーさんの絵のどこが一番好きなのかなわたし、って考えてたんだけど、それは「湿った情念や 人間への憎悪、ペシミズム」に流れない暗さや意地悪さがあるところな気がします。人をぎょっとさせたくてどうしようもない、って趣旨のことをご自身も書いてたし、実際人間の悪意やら不幸やらを描く作風は人間愛とか優しさとかを鼻で笑っているかのようですが、その意地悪さからはあんまり恨みとか人間嫌いみたいなものを感じないの。なんかむしろもっとからっとした独立した悪意、ボーリングのピンをパーンと倒すノリでみんな不幸にしてケロっとしてる、みたいな清々しさがあって、そこに強く惹かれるんだろうなあ。また、自分で描くものもどこかでそうありたいなあと思います。おこがましいし、今のところそれはうまく実を結んでいないけれど!
最後に蛇足。ゴーリーさんは自分の絵本は純粋に子どものために作ってるんだよ、って仰ってたみたいですが、ちょっとそれは会場のお子さんには伝わってなかったみたいです(>_<)お子さん連れも僅かに来てたけど、怖がって泣き叫ぶ子と「つまんなーーーーいなにこれー喉乾いたーーーー」ってずっと言ってるお子さんしかいませんでした…ちょっと君たちには早かったかね…。

そんなゴーリー展、5/15(日)までやってるそうですよ。おすすめおすすめ。いそげいそげ。

☆☆☆
ゴーリーさんに限らず、この連休は、割と絵本や創作物に触れることができた気がします。絵本もたくさん買い込んじゃったのよねえ(ほ、本棚が・・・)。いっぺんにみるとクラクラしちゃいそうなので、一冊ずつ、ちょっとずつ、大事に読むつもり。へへへー。
吸収した分自分の創作ももうちょっとペースアップ・・・というか豊かなものにしていきたいなあ。ちょっとここのとこまた創作ペースが落ちてきてるなあって気がするので、気合を入れなおさなくちゃいけません><お休みはもうおしまい!

テーマ:絵本・制作・イラスト - ジャンル:学問・文化・芸術

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