つぶやいたり、描いたり。波に攫われる前の、ほんの一瞬。
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「リサイクル・スカイ」(画像をクリックで大きいのが出ます)

恐竜が見た
青で塗る


なかなかお仕事絵やイベント用の絵が進みません。ううむむむ・・・。さすがに頭の中がちりちりと焦燥感で焼ける・・・。こんな、ラクガキしてる場合ではないのです・・・が。ですが・・ががががが(涙)

何かこう、ぱちんとはまるピースがいっこ抜け落ちてる気がするのだよなあ。ピース、というよりふよふよ漂ってる一本の糸かしら。それを捕まえてしまえばはずみがつくように思うのだけど。どこだろう。どこにあるのかなー。

☆☆☆
「海辺のカフカ」、読み終えました。これはかなり好きな作品。昔の春樹作品で「これはつまりどういうことなのかな」って思ってたいくつかの言葉やエピソードが、あ、そっかそうだったのか、って了解されるとこがちらほらあって、そういう意味でも面白かった。
あと「損なわれる」っていう言葉が何度も出ていたせいなのか、佐伯さんと幼馴染の少年のエピソードがそう思わせるのか、「ノルウェイの森」の直子とキズキ君を何度も思い出したよ。

ナカタさん、っていう、九歳のときに事故にあっちゃって、記憶と読み書きの能力を失ってしまった老人が出てくるのですが、この人がもう、とても魅力的なおじいちゃんなんだ。強く印象に残る人物、というのとはまた違うんだけど、なんだか応援したくなってしまうひと。

そしてこのナカタさんを助けて一緒に旅をしてくれる星野くん、って青年もまたなんだかいいやつなのです。
星野くんはね、常にアロハシャツを来てて、これまでクラシックなんか聴いたこともないし、図書館にも行かないよ、っていうヤンキー(は言いすぎか)風の兄ちゃんなのですが、その人が喫茶店に入って、ある曲にとってもひきつけられて、その曲のことをマスターとお話するシーンがあるの。その曲がなんとなくいいな、っていうのを、星野青年はとても朴訥な調子でマスターに伝える。マスターのほうは、その曲に関するエピソードを丁寧に教えてくれる。で、青年はもう一回、その曲「大公トリオ」を聴かせてもらうんだ。私、この本でその場面が一番好きなシーンだなと思いました。音楽とか本とか人とかに触れて、それを好きになるときの速度というか、過程というか、そういうのがとても穏やかに描かれていて、ちょっと涙が出そうになった。対象をとても丁寧に丁寧に触ってどんな形か色か音か確かめたあと、それをすっと体内に入れちゃうみたいに「好き」になる感じ。うまく言えないのですが、うーん、いいなと思う。

ちょうど最近「1Q84」の文庫が全巻揃ったようで、こっちも気になっているのだけど、どうだろう。もうちょっとこの本の余韻を楽しんでから読もうかな。長編に手をつけちゃうと続きが気になってますます絵を描かない気もするので、もうしばらく我慢したほうがいいかもしれません・・・。



テーマ:絵本・制作・イラスト - ジャンル:学問・文化・芸術

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