今年の年賀状三連続。ほんとは一枚ずつ記事書こうかなって思ってたのだけど、気付けばお正月ははるか遠く・・・



これ以外にも書きかけのやつが一枚あるので、そっちもそのうちアップします・・
あけましておめでとうございます・・・(小声)
なんだか遅刻して帰りの会くらいに学校に来ちゃった子みたいな感じのマヌケさなのですが、ともかく新年ですね!私は結局大晦日からようやく年賀状を出し始め、書き終わったら5日になってたんだ。あれー。
年賀状にかまけて溜まってた仕事も一段落したし、ようやく今日、新年のご挨拶をしようと思い立ったわけなのです。そういえば昨年のまとめっぽいことも書こうかな、なんて年末言ってたのですよね。うんうん、書こう書こう。プレイバック2011と、2012の抱負など。
例によってだらだら書くので、残りはたたみます。「続きを読む」から。
2011年のこと。これを書こうと思うと、どうしても311のことは避けて通れないんだけど、今もって何を書いても感傷的、というか観念的な感じになってしまって、的確に思ってることが書けません。
けどちょこっとだけ言ってしまうと、あれ以来、(私も含めて)被災地じゃないところの人たちの間で、ものの考え方の差異を許せない人たちがすごく増えたように感じています。嘲笑とか罵倒とかが以前よりずっと目につくようになったというか、「この人の考え方は私とは違う」(ズドーン)って感じで、シャッターを下ろしてしまう、っていうか、互いに遮断しあったコミュニティがいっぱいできてる感じがする。そういうのが、とてもしんどいな、と思った年でした。あれだけのことがあったのだからそうなるもの仕方ないし、自分がそうじゃないか、って言われると全然そんなことはなく、私は私で不寛容な人の不寛容さを許せなくて、バシバシ人間関係をシャットアウトしてたのですが・・・。
なので、今年は個人的には、もうちょっとだけ落ち着いて色んなものの考え方に触れて、すぐさま「仲間/敵」の箱に分類しないようにしたいな、と思っています。昨年、「今年の漢字」が「絆」になったとき私もへへーんばっかじゃないの、って思ったクチなんだけど、絆なんてはじめからないよって言っちゃうほどペシミストにならなくてもいいかなあ、なんて。それをやったらほんとにみんなばらばらになっちゃう気がするなあ、と思うのです。
うーん。なんだ。やっぱりこのへんのこと書くと自分の言葉足らずを実感するなー。すごいいいこぶりっこ感・・・。うーまあいいや、次、行きます。創作、のこと。
2011年は、私の創作活動にとっては良くも悪くも大きな年でした。初めて絵や言葉や色が全く浮かばない、見えないという状態になり、自分の持っていたものが結局思春期的衝動によるものだった、って気付いて愕然とした夏。そのショックから抜け出すまでに一年の大半を使ってしまいました・・・。
結局、いまもって「浮かばない」という状態にはあまり変化はありません。今は「考えて」描いてる。このへんは色んな考え方があるだろうけど(そして私も、ずっと今みたいな悲観的な考え方じゃないかもだけど)、私はもう、若さとか少女性をエンジンにしては描いていけないだろうな、と思っています。だけど、前ほど絶望はしてません。全然絶望してないかっていうと嘘になるけど。今は、失った部分に何を植えて何を育てるか、失ったなりに今度はどういう風に自分の絵を変化させていけるか、っていうことを楽しんでいけたらな、って思います。「考えて描く」ことの楽しさも身についたらいいな。
そんな感じでやや悶々とした2011年だったけど、悪いことばっかりでもありませんでした。年の初めに誓ってた、コピック以外の筆物に取り組めたこと(特にアクリルガッシュは継続的にやっていけそう)、そして年末に初めて地元で展示をさせていただけたこと。この二つも、今後の私の活動に大きな影響を与えそうです。
絵を直接見てもらって、あれこれ感想を頂くのって嬉しいもんだなー、としみじみ。今年も色んな人に絵、見て貰えたら嬉しいだろうなー、って、ちょっと欲も出てきたよ。
今年は今やっている仕事も3月で終わるし、少し、自分で自分(と自分の絵)の未来を切り拓いて行く時期なのかな、とぼんやり思っています。公募とか持ち込みとか、これまでなんとなく避けていたことも、考えてみようかなあ・・・。夏の描けないときの落ち込みに比べたら、失敗することも前ほど怖くない。気がする。
というわけで。2012年は、なるべくたくさんがむしゃらに絵を描き、やってみようと思ったことはやり、だけどちょっぴり戦略的な方法も覚えよう、そんな年にしたいです。あれ?たくさん書いた割にあんまり例年と違わないな・・・。ま、いいか!
以上、まとめと抱負、でした。相変わらず文章を短くまとめられず、かつ更新の少ないブログとサイトですが、本年もよろしくお願いいたしますっ。おしまい。
テーマ:絵本・制作・イラスト - ジャンル:学問・文化・芸術