
「パズル タウン」(A4版)
これまたグループ展出展の絵。元絵より、ちょっぴり間延びしたかな、と思っていたりする。
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こももさんとのオフ会レポートは、下の記事に少しずつ書いてます☆まだまだ続くよー。
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退職の話、徐々に進んでいます。週末には課長ともお話をして、おそらくこれで辞めることは確定になりそう。三月いっぱいまでここにいられるかどうかは、わからないけど。
長い時間をとっていただいてお話をしたのだけど、今回辞める理由としてこちらからは言わなかった(それがメインの理由ではなかったからだけど)「本当は絵の仕事がしたい」という気持ちを的確に言い当てられたことに驚きました。結局絵のことが諦めきれないまま資格をとって、ここに勤めたことを非難されることすらあれ、それについて励ましの言葉をいただけるとは思っていなかったので、もうこのあたりでじんわり泣きそうになった。
そして、「nekonoさんが自分で思っているほど、周りはあなたが仕事ができないなんて思っていなかったと思いますよ、むしろ私はよくやってくれていると思っていたし、他の課の人から見てもそうだったと思いますよ。ここに異動して来たのはただの偶然なんじゃなく、それまでやってきたことが評価されたからなんですよ」という言葉、「みんないいかげんなところはあるんですよ、だからそんなに自信をなくさなくても大丈夫」という言葉をいただいた時には、ついに涙腺が決壊してしまいました。私があまりに打ちひしがれていたのでフォローをしてくださっただけかもしれないけれど、その言葉で少しだけ、ほんの少しだけ自罰的な気持ちが薄まったのがわかった。もちろん同時に、ここまで言ってもらえるのに任期を全うできない自分が辛くもあったのだけど。
帰り道のバスの中で、本当に我ながら感傷的だなあ、と思ったのだけど、結局実現しなかった未来をぼんやり想像していたら、またちょっとだけ、涙が出ました。
対人的なお仕事に慣れて、もっと周りの人とペースをあわせることができるようになって、こんなに失敗ばかりしないくらいに落ち着いて、ちゃんと上司さんの片腕にまでなれている二年後の自分。それで職場の同僚さんたちと心から笑えて、今よりもっと仲良しになっている自分。そんなふうに、なれたらよかった。でもそれは、「もしも」の先にもなかったものかもしれない。考えてもしかたないことですね。
この挫折から立ち直るまでにはもう少しだけ時間がかかりそうだけど、ひとつ忘れないようにしようと思うのは、どんなに怖くてもこのまままた何もしない生活に逆戻りするのだけは避けよう、ということ。
上司さんたちも、ここに勤める前の閉じこもり気味な生活に戻ってしまうことをものすごく心配してくれていた。
絵に専念するか、また何か別の就職をするかはこれから真剣に考えなくちゃいけない。だけど、「ほんとはこうしたかったのに・・・」って思いながら何かを選択することは、もうやめよう。それがこの一年の、一番の勉強だったかもしれないと思います。
テーマ:絵本・制作・イラスト - ジャンル:学問・文化・芸術