つぶやいたり、描いたり。波に攫われる前の、ほんの一瞬。
yokannokeitodama2.jpg



「かくしんてきにはる」

ぱんぱかぱん

ふぁんふぁーれ


ぎゃー空部分と地面部分の表現方法が合わなかった・・・・!なんか柄物に柄物の服を合わせてるような失敗感があるなあ・・頭痛い。
あと、私はほんとに植物の練習をしたほうがいいと思う。

(ちなみにこの絵はひとつ前の日記の続きです!説明しないとわかってもらえる自信がない!)

☆☆☆
みなさまメッセージのお返事全く出来てなくてごめんなさい・・・・!うっうっう・・・・不義理に不義理を重ねてるなあ(;;)

でも一つだけ私信のようなもの。怖い気持ちが早く落ち着きますように。ここから元気を送ってます(><

☆☆☆
日曜日に、久々の一人旅を決行してきました。滋賀県にある、「ボーダレス・ミュージアムNO-MA」というところに、アール・ブリュットの作品を観に行ったの。
(ちなみに、アール・ブリュット(生の芸術)とは、正規の美術教育を受けていない人の生み出す表現、ということみたい。ちょっと説明に自信がないので、こちらにリンクを貼っておきます。)

感想は長くなりそうなので、追記に!
☆☆☆
ボーダレス・ミュージアムNO-MAは、滋賀県の近江八幡駅からバスで20分、さらに徒歩で10分くらいのところにある美術館。このあたりはとってもレトロで落ち着いた町並みが広がっていました。古い洋館とか、神社とか、低い屋根の日本家屋が立ち並んでる一角。私が行った時はあまり人もいなくて、不思議な映画の中みたいでした。

ひっそりと静かな通りを抜けて突き当たりを左に曲がると、やっぱり素敵な日本家屋があって、そこがNO-MAでした。大きな洋館みたいなのを想像してたので、ちょっとびっくり。カラカラと門扉を開けて、玄関で靴を脱いで、木の廊下を踏みしめながら見て回ります。この感じがすでにとっても素敵。

作品は、いくつかのテーマに分けて、それぞれ3~4人くらいの方の作品が飾られていました。その全てを紹介するのは難しいので、特に好きな作品の作者さんについて書いておくね。

アロイーズ・・・生涯皇帝への恋心を抱き続け、空想の愛の物語を描いた人。大きな目をした男女が、ほとんど一体化してるような抱擁をしてて、その周りには隙間を埋めるように綺麗な花とか、家とかが小さく描いてありました。クーピーなのかな、色鉛筆かな、クレヨンかな・・・ともかくとってもカラフルな線で描かれた作品。幸福そうなのになんだか見ていて切なくなるのは、絵の背景を知っているからなのかなあ。知らなければ、また違う印象だったかもしれません。

カルロ・・・アフリカンアートのような感じもする、謎めいた絵を描く人。「4」という数字に非常にこだわりがあったんだって。
記号のような鳥や人物がたくさん並んでいます。なんか、緻密に計算して置いてある感じなので、不思議なポスターを見ているようでした。この絵は一番長い時間見てしまったよ。とてもすき。

辻 勇二・・・モノクロの線だけで、非常に細密な都市の鳥瞰図を描かれています。その風景はいわゆる空想の世界っぽいものじゃなくて、あくまで現実の建物や車が並んでいる現代都市、なんだけど、じっと見ていると足場がぐらぐらして、知らない世界に放り出されたような気持ちになりました。顕微鏡の世界みたいに細密だとおもった。

マッジ・ギル・・・どことなく日本の(ちょっと前の)少女マンガの女の子の顔を彷彿とさせる女の人が、植物の細胞のような図形に囲まれて不思議な笑みを浮かべている作品。微笑み、なのかどうかもよくわからないのだけど。力無い微笑みなのか、恥じらいの表情なのか、諦めなのか。彼女たちは決してこっちを見てない感じなのです。
でもとても綺麗な絵だなあ、と思いました。この人が一番のお目当てで来たんだよ。

坂上チユキ・・・この人の絵の前でも思わず足が止まってしまった。やわらかい青(かすかに紫)の画面に、無数の不思議な模様が描かれている。宇宙なのかなあ、細胞なのかなあ・・・わかんないけど、いつまでも見ていたいような、青です。
(この方はネット上に本人の略歴があるのですが、その文章は是非読んでもらいたいかも。)

ああああ、ほんとはもっと書きたい人がいっぱいいたのですが、このへんで、打ち止め。

今回の美術展の絵を見ながら常に感じていたのは、ある種の羞恥心というか、罪悪感みたいなものでした。たぶんあそこにあった絵たちが、すごくプライベートな感じがするからなのだろうな、って思う。もともと芸術(というか、見る人を前提として作られた作品)を目指しているものは、ちゃんとお部屋に開け放ったドアやカーテンを開けた窓があって、さあ入っていいよ、見ていいよ、っていうのがある気がするんだけど、今回の作品たちにはそういう感じがなくて。
ドアや窓はあって、鍵はかかってないけど、でも閉まってる感じがしたのです。だからそれらを見るというのは、なんだか泥棒のようにドアを開けて、そーっとその人の世界の中に忍び込んで、大切なものを勝手に覗いてる気がしちゃうんだと思います。

でも罪悪感のいっぽうで、そういうの、嫌いじゃないんだろうな。どこまでも異邦人、異分子として、作品に分け入っていくこと、外に向かって開かれていない自分だけの「大切」を見ることは、とてもゾクゾクする体験なのです。

そんなわけで、とても濃い時間を過ごすことができた一日でありました。帰りには近くの「尾賀商店」で骨董の薬壜やキセルを買ったし、京都駅では抹茶あんみつ食べたし(最後は物欲と食欲で締めるか!)。
一人旅、一人美術館巡りって思ってた以上に楽しいなあ。もうすこしお金に余裕ができたら、また色々行ってみよう!と心に決めたネコノさんでありました。うふふ。

あ!書き忘れた。この展覧会、関東でもやるそうですよー!5/11までは上記美術館で、5/24~7/20までは松下電工汐留ミュージアム(東京)で開催されるとこのこと。お近くの方は、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

テーマ:絵本・制作・イラスト - ジャンル:学問・文化・芸術

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アールブリュット、自分もすごく興味があります。関東で展覧会があれば行きたいなーと思いつつ、面と向かって対峙するのは怖いなと思ったり。でもきっと心に訴えるものがあるんだろうなぁ・・。感想、期待していますね^^

PS.就職を決められたのですね!おめでとうございます^^
【2008/03/12 Wed】 URL // あっきー #- [ 編集 ]
お返事&感想が遅くなってごめんなさい(;;)
あっきーさん、お久しぶりです!コメント嬉しいです(^^)あっ、就職のお祝いまで・・・!有難うございますー(><)絵に関わるお仕事でないのはちょっとだけさみしいけれど、新しいお仕事でしっかり頑張ろうと思いますっ。

アール・ブリュット、いいですよね(><)確かあっきーさんは以前アウトサイダー・アートのコミュに入られているのを見た覚えがあるのです!
今回の展覧会が、巡回展ならよかったのですけれども・・・。でも、最近はアール・ブリュットの作品はとっても注目されているようなので、また関東でもやるかもしれませんね!

感想、なかなか書けずにいてごめんなさい・・・(涙)感激が薄れる前に書こうと思ってはいるのですが、気付けばもう一週間。明日あさってには、情熱的(?)な感想文がアップできればなあ、と思っております♪
参考までに、ちょっぴり関連のありそうな記事を二つほどご紹介しておきますね。上の記事には少し怖いのもありますが、ここに出ている「マッジ・ギル」という方の絵が今回の展覧会には来ていました(^^)

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/672041.html

http://travis7.blog54.fc2.com/
(アウトサイダーズ・アートブログ)
【2008/03/15 Sat】 URL // nekono #iYPCPh8Q [ 編集 ]
アールブリュットの展覧会、関東でもやるのですね^^情報ありがとうございます!各アーティストの感想、興味深く読ませていただきました^^

自分は最近よく、現代美術の展覧会に行っています。中でも、恵比寿の写真美術館の、「シュールレアリズムと写真」という企画展が面白かったです。ダダイズム最盛期、まだ白黒写真の黎明期に写真を使ってアートを表現したっていう興味深い展覧会でした。

あとは、東京都現代美術館の岡本太郎の「明日の神話」。これは巨大な壁画で迫力あったなー。関西で展示があったら、是非見てみてください^^

明日からお仕事なのですね。自分も仕事ではキツいと思うこともありますが、仕事の合間にnekonoサイトで癒されてます^^影ながら応援しているので、がんばって下さいね^^
【2008/03/31 Mon】 URL // あっきー #- [ 編集 ]
どちらもおもしろそうですね~!
あっきーさん、こんにちは。お返事がまた随分遅れてしまいました(><)仕事へのエール、有難うございます・・・!お仕事開始から一週間がたちましたが、おかげさまでなんとか頑張っています!

サイト、お仕事の合間に見てくださってるなんて、とっても嬉しいです。これはもりもり更新せねばー!(ゴゴゴゴ)

東京写真美術館の展示、面白そうですね。ホームページの写真を見ただけでも、行ってみたくなってしまいました・・(><)「痙攣的な美」のキャッチコピーも魅力的ですー。
個人的には、紹介写真の中に植田正治さんの写真があったのも嬉しかったのです♪この方の美術館も、幻想的で素敵ですよ(^^)

「明日への神話」、長らく行方不明になっていたあの作品ですよねー!うわーこちらも気になります(><)関西、是非来てほしいものです。大阪には万博記念公園もあることですし・・・!!!

素敵な展覧会情報、どうも有難うございました!素敵なアートや音楽に助けられつつ、これからも頑張って行きたいです(^^)あっきーさんも、新年度でお忙しい時期でしょうが、お体など気をつけてお過ごしください☆
【2008/04/07 Mon】 URL // nekono #iYPCPh8Q [ 編集 ]

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