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つぶやいたり、描いたり。波に攫われる前の、ほんの一瞬。
2011sakanaturi4.jpg

「夜釣り2011-B」

コピックの上から重ねた色鉛筆がほぼ吹っ飛んでちょっと悲しいできあがり・・・。水色もピンクも再現率悪いんだったなーそういえば。
途中で何回か飽きて放り出しそうになりつつ、なんとか完成。でもこの塗りだと、ミリペンやベタ部分があんまり活きない気もします・・・。この塗りなら、主線は色鉛筆とかかなあ。どうだろう・・・。主線が青いと違うかな。うむうむ。

下は別塗り版「夜釣り2011-A」。こちらのほうが、個人的には気に入っています。
2011sakanaturi3.jpg

どっちもクリックででかくなるよ。
同じ絵をずっとやるのは性に合わないので、そろそろ次の絵、描きます。どれにしようかな。うーん。

☆☆☆
先週の土曜、倉敷市立美術館で開催されている「池田遙邨展」に行ってきました。倉敷出身の日本画家さんなんだよ。
十代とは思えないような出来栄えの初期作品、どちらかと言えば内面的でやや暗めの作品(関東大震災直後の焼け跡の絵があったのだけど、人物の絶望感、というか虚脱感がずーんと迫ってきて、しばらく立ち尽くしてしまった)、模写や画風の実験的な作品を経て、三つ目くらいの部屋で出会ったのはとても色の美しい、幻想的な絵の数々。どことなく絵本の中のようなユーモラスな表情の動物がちょこっちょこっと覗いているもの(でもなんていうのかな・・安易にデフォルメしたり記号化してる感じじゃなくて、膨大なデッサンに裏打ちされてるんだろうなあ、と思って我が身が恥ずかしくなった)、群れで駆け抜けていく鳥や動物たちの不思議な美しさ。詩情豊かで、行って良かったなあと思ったよ。
最後の部屋は淡い幻想世界を抜けて、今度は山頭火の句のイメージを絵にしたものが並んでたんだけど、こちらも味わい深かったです。私は動物期(?)の作品が一番好きだけども、年を重ねるごとに余計なものをそぎ落として、でもより深遠な感じになっていく、というか、ああうまく言えない。ともかくこんな風に年を取れたらなあ、って観ながら思ってた。

あと、すごく目を引っ張る絵だなあ、って思いました。特に中期の。ひきつける、ってことじゃなくて、漫然と絵全体を見るのを許してくれなくて、例えば手前から奥へ、とか、この建物見たら自然とこっちの家に、とか。視線が誘導される、っていうのかなあ。目だけに足が生えて、絵の中の景色を歩き回ってる感じがしたよ。あれはなんでなのかなー。不思議かつ楽しい体験でした。

図録を買って帰ってきたのだけど、やっぱり色がだいぶ褪せちゃうので、お近くの方は是非行ってみるのをおすすめしまする!県立美術館の横尾さんのも気になるし、国芳さんのも行きたいし(まだやってるのかな?)、なるべく時間作って美術館、行きたいなあ。あと描きたいなあ。描こう。
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テーマ:絵本・制作・イラスト - ジャンル:学問・文化・芸術

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