つぶやいたり、描いたり。波に攫われる前の、ほんの一瞬。
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久々に「spoon.」(プレビジョン)を購入したのですが、すぐ横に良く似たテイストを感じる雑誌を発見したので、どんなのかな?と思って一緒に買ってみました。その名も「Girlie」(アスペクト)。特集が「乙女の放課後」で、表紙が市川実日子だったのも手伝って、興味津々。そういえばspoon.のほうには妹さんが出てたことありましたね。好き好き。



まず、「spoon.」12月号。特集は北欧。ムーミンのふるさと、フィンランドを訪ねて、とサブタイトルがついてます。ページをめくるとムーミンのお家そのままの建物の写真があったり、フィンランドのムーミングッズがあったりで、「うわぁかわいい~!」を連発。北欧特集、もうマンネリ化してる気がしないでもないのだけど、やっぱりこう、ちまちましてて、色が綺麗で、そこはかとなくお洒落な小物やキャラクターには惹かれてしまうのです(でも、可愛いものって日本にもいっぱいあるよねえ。京都とかの特集なんかもやってくれたらいいのにな~。そうそう行けない異国への憧れ、というのも重要なのかしら)。

フィンランドのお店情報も充実。隣から覗き込んできた母親と二人で、いつか行かねばね、と話をしながら眺めておりました(きっと、行くことはないのでしょうが)。

後半は、映画・アニメなどの情報。「スウィングガールズ」主演の女優さんのインタビューもありました。(清潔感のある、美人さんなのです)個人的にはチェコアニメの紹介のページが気になって気になって!DVD買おうかな~・・・



ラストで100%orangeの不思議漫画にくすっと笑って、さて、「Girlie」はどうでしょう。買ったのは、リニューアル後の創刊第一号。

最初の漫画特集は、自分の好きな漫画家さんが推されてて、わけもなく嬉しかったり。いいよね、「笑う大天使」!

そして、この記事があったから買ったといっても過言ではない、「わたしのほんだな」と「乙女の寄り道」。前者は、色んな方面で活躍してる人たちの本棚を覗いてみよう、んで、本に対するその人たちの想いを聞いてみよう、という企画みたいです。ここでも、自分が持ってる本、好きだったりする本がプッシュされてるのをみてはにんまり。逆に「へえ、この人がこんな本をね~」と思ったり。インタビューされてる人の人選が不思議な感じ。

「乙女の寄り道」は、可愛い指数の高い(?)国内の美術館などを紹介したページ。ここは一番「spoon.」と似たものを感じる。

何なんでしょうこの、ちひろ美術館・星の王子さまミュージアム・国際子供図書館・影絵の森美術館、というラインナップは!!!行きたいと思ってるとこばっかりじゃないか。しかし寄り道では行けませぬ。しがない田舎者ですゆえ(涙)ああ、こういうときは都市圏に住んでないのが悔しい。



このほかの記事としては、クリエイターさんのインタビューとか、アート系の情報が多いです。「spoon.」が可愛いものカタログみたいで、どっちかっていうと眺めて雰囲気を楽しむほうなら、こっちはもうちょっと、ものを作ったり、表現したりする女の子が影響を受けそうな記事が多いかなあ・・・と思った。可愛い、よりお洒落色が強いものも随分あるし。サブカル色はどっちにもあるけど、「Girlie」のほうがやや強め・・・かな?魔女っ子アニメの特集が組まれているのを見たときは、この雑誌ってば何を目指してるのかよくわからない、と首を傾げてしまいました。



・・・今のところは、やっぱり定期購読するのは「spoon.」だけでいいかな~。



蛇足。昔の「オリーブ」って、「spoon.」のような雑誌だったのでしょうか。web上でときどき比較されてるので。・・・読んでみたかったなあ。私が読んだ頃のは、一度休刊になって、リニューアルされて、再び休刊(廃刊?)になったころの、ファッション雑誌化しかけたオリーブだったので、似ても似つかなかったんだけど。
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カラーインクの魔術師と称されるイラストレーター、永田萠の、夢の世界のようなイラストいっぱいのエッセイ集。一ページごとに、溜息をつきながら読む。きれ~い。



小さい頃の影響って恐ろしいもので、この方の絵が好きだった両親が部屋にいっぱいカレンダーだの何だの置いていたおかげで、すっかりワタクシもこの方のメルヘンイラストのファン。文章も絵の雰囲気を彷彿とさせる、優しくてほんわかしたものばかり。

 

エッセイなんだけど、ちょっと自伝小説風でもあり。この人ならさもありなん、っていうおとぎばなしみたいな出会いの話があったかと思えば、ああ、やっぱり今みたいな素敵な絵描きさんになるまでには、相当の苦労と経験は積んでるんだなあっていう、バイトやお仕事の思い出話なんかも登場する。もちろん、タイトルどおり、京都の美味しい食べ物とか、素敵な場所や行事の話なんかもあって、あああ、京都行きたい!と突発的に思ってしまいました。あぶり餅食べてみたいよう。



そうそう、花にまつわるエッセイもたくさんあるのでした。中でも、きんもくせいと、ササユリに寄せたお話が幻想的でいいんだ~。繊細な感受性の人ならではのエッセイだなあ。美しい夢を描く才能のある人のところには、そういう夢みたいな出来事が舞い込んでくるようになってるのかしら・・・と思ってみたり。いいなあ。

久しぶりに、イラスト集を引っ張り出して眺めてみようかな。
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日本の名随筆シリーズは、どれも味があって面白いなあ。全部読みたいけど、本シリーズと別巻合わせて200冊!・・・何年かかるんだ。



「女心」というタイトルに「?」と思って手にとって見たら、表紙にもクエスチョンマークの絵が書いてあった。

読む前は、どっちかっていうと男の人が女の人を眺めて、「女はわかんねえなあ」と思ったりするエッセイが多いのかな~、なんて思っていたのだけど。そうではなくて、これは、主に女性の書き手が、娘として、妻として、社会に出て働く女の人として、友人として・・・の立場から書いたエッセイを中心としたアンソロジーでした。中に何作か、男の人の書いたものもあるんだけど(橋本治とか)、少なくとも最初に思ったようなつまんない内容の随筆・エッセイじゃなかった。

ややフェミニズム色の強い随筆が多くって、いまいち他のシリーズに比べると興味が薄れるかなあ・・・と思ったりしたのだけど、伊藤野枝の「別居について」や、橋本治の「男はどうしようもなくつまんない」は、その中でも興味深く読めた。前者は「不倫」という週刊誌的言葉からは見えてこない著者の葛藤が手に取るように伝わってくる。全面的に共感しないまでも、ある程度その苦しみが理解できるのは、同じ「女」であるから?そんな結論はつまらないか。後者はなんというか・・・痛快。タイトルの「男」の裏には、しっかり「女」の人も入ってるとおもう。



随筆として一番好きだったのは「柿の実」(林扶美子)。のどかな風景で、隣家の子供たちに寄せる著者の暖かいまなざしがとても心地よいのだけど、後半でふと、子供の乳臭さに胸をつかれる、という場面にこちらもはっとさせられる。あの感情は、一体何と名づけたら良いのだろうね。

母を眺める娘の随筆にも、印象的なのがたくさん。育ててくれた感謝と愛情をいっぱいに綴ったものも良いし、同じ女として、少しずつ女ではなくなっていきつつある老母を切なく眺めている作品も、悲しいけどなぜか忘れられない余韻を残す。

自分の中の母の存在、というのについても見つめなおすきっかけになった。



「女心」ときたら、「男心」ってのもあるのかな?と思って既刊紹介を見たら・・・ありました(笑)こっちはどんなのかな~。また、そのうち。
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カテゴリ分け、生物学で良かったのだろうか。「?」に入れておけばよかったような気もする。さもなければ、「ネタ」という新カテゴリを作るとか・・・(ぶつぶつ)



鮮やかな黄緑色に、シンプルに「へんないきもの」という題字がでかでかと並ぶこの本は、その名の通り、実在する「へんないきもの」の紹介本。そして、へんなほん。

姿形が奇怪な生き物や、どうしてそんな生活パターンなの?という生き物のオンパレード(全て挿絵付き)と、著者のかなりふざけたコメントが笑いを誘います。笑い半分、びっくり半分、で読み終える。好きだよこういうお馬鹿な本!いくつか詳しく紹介したいけど、読んだときの楽しみがなくなっちゃうので割愛しませう。



あ、でもこの本、お馬鹿なだけじゃなくって、ちょっぴり、ブームにのりやすかったり、可愛いものに馬鹿みたいに弱い日本人を皮肉ってる部分もあるのですよ。タマちゃん騒動顛末記や、ツチノコ騒ぎについても触れてある。・・・愉快な人がいっぱいいる国だなあ、日本は。



ラストに「へんないきもの」の情報募集!とあったんだけど、第二弾とか出るのかな~、そのうち。買っちゃうかも。
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このシリーズの「フロイト」が結構面白かったので、一度読んでみたいなあ、と思っていた本。

ユングの、生い立ちからフロイトとの出会いと決別、無意識との対話や治療体験など・・・が図説とともに簡単に紹介されている。



んー・・・正直、この人の唱えた論(無意識との対話体験・臨死体験から導かれた)などはちょっと首を捻ってしまう。なんか、いわゆる予言者みたいでちょっと信じがたいというか。面白いんだけど、どうしてそういう論に展開するのかがいまいちよくわからないし。もう少し詳しい専門書を読めばわかるのかな・・・。

けれど、色んな宗教や文化の間を自由に飛び回って、そこから普遍的なものを汲み取ろうとする姿勢や、個人の体験を世界と結び付けて考える、というやり方自体には興味を覚えた。



挿絵として、ユング自身が描いた夢の絵やマンダラ図がたくさん収録されている。上手いんだけど・・・すごく上手いと思うんだけど、一種異様なオーラを感じる絵なんです、これが。あんまり直視できない。こんな夢ばっかり見てたのかこの人・・・うぎゃ~と思っていたら、おもいきりこれらの絵に影響された気味の悪い夢を見てしまった。赤い色彩が強烈・・・。



今度は、もう少しユングの唱えた論について詳しく書かれた本を読んでみようかな、と思って、巻末のおすすめ解説書リストを見る。

・・・全部、この本書いた人の著書じゃないか!!!な・・・なんだかな~・・・。
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京極夏彦ファンの方、そしてこの作品好きだった方、ごめんなさい(><)はじめに謝っておきます。

そして、できれば回れ、右してください(汗)





14歳の少女たちが主人公のこの作品は、今までの作品と違って近未来が舞台。完全に個人が管理され、人間は生き物を一切食べなくなっている(工場で作られた食品の偽物を食べて生きている)。そして少年少女たちの世界は、携帯の端末のモニタの中。

そんな世界が、主人公たちの周りで起こる事件、少女の失踪、少年の惨殺死体の発見から揺らぎ始め・・・。

というストーリー。



帯には盛んに、京極夏彦の新境地、というようなことが強調してあったのです。

・・・が。これ、新しいの?そこからしてすごく疑問。私には、この作品は過去の作品の安易な焼き直しにしか思えなかったのです。

出てくる少女たちがね、みんな、京極堂シリーズのキャラクターの魂を入れたいれものに見えちゃうのです。理屈っぽさ、エキセントリックさ、優柔不断でコミュニケーション下手、そして短気で豪放なとこ、も。みんなどれかの少女(もしかは脇役の大人たち)に入ってる。なんだかなあ・・・。



そして、かつては好きだった面なのだけど、この人はこの世の真理のようなものを説くことに情熱を傾けすぎではないの?と思う。「この世に正常と異常の境界などない」とか、「正義などない」とか・・・そういうことって、言葉を積み重ねて言えばいうほど、無粋で安っぽい気がしてしまうのです。それに直接的過ぎるよ、言うならもっと粋に表現しようよ・・・少なくとも、そういう部分に頁数をここまで裂かなくてもよくない?

必要以上に衒学的なところも、ちょっと作者の驕りを感じてしまう。読者を教化したいの?とか。ひがみ?わたしの(・・・そうかも)。

とにかく、そういう部分が、全部台詞や登場人物の思考として出てくるのが辛くてたまりませんでした。十四歳の少女だよ?別に「子供らしさ」の幻想は持ってないけど、やっぱり違和感がぬぐえない。



面白いとこもあったのですけどね。今はちょっと、のれなかった。
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著者が旅をしながら何気なく撮った写真に、後日ちょっとした思い出を記した写真&エッセイ集。

小学生の絵日記風な文章は、きっとうけつけない人もいるんじゃないかな。ありえないような言い回しが時々挟まれてたりするし。意図的にそういう文章にするのか、逆なのかはわからないけど。



でも、とりあえず私は割と好きです、こういうの。この人の本、中学生くらいのときとっても好きで、いっぱい買ってたんだけど、なんだろう・・・布だったら絹みたいに手触りのいいのじゃなくて、麻や木綿を想像させる文(と絵)が、惹かれる原因だった気がする。クレヨンか色鉛筆でさくさく描かれたような言葉。絶対油絵じゃないなあ、と思っていた。



自然が好きで、あんまり人工的なものには惹かれない、と著者本人は書いていたけど、撮られた写真はどれも、奇妙にこじんまりしてて、人形の庭みたいな人工的なものを想像させた。色も、どこか現実感を欠いてて。ちょっと、葉祥明のイラストも思い出させる、かな。大自然!雄大!という写真じゃないから、好きなんだけど(きっと、著者と私の好みはその点で真逆)。





そして。いまいち乗り気じゃなさそうな文章にもあらわれてるし、著者の言葉にも直接書かれてるけど、この人は常に落ち着かなさ、ここは私のいる場所じゃない。もっとほかに、どこか、という気持ちがあるみたい。自分の家にいてもそう感じる、とあったけど、この人は、どこにも「家」がない、というのじゃなくて、自分の頭の中にはちゃんと専用の家があって(物理的な意味じゃなく)、いつもそこの窓から物事を眺めるからそう思うんじゃないのかな~、と思った。



わたしも旅に出たいな~、テンションは低めで、かつ、気ままな旅。
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素敵な表紙に惹かれて祖母の家から貰ってきた本。暮しの手帖社の本はどれも装丁が洒落ている。

奥付を見たら、「昭和五十九年 四刷」とありました。古い本なのね、と思っていたのだけど、こないだ某遊べる本屋さんにこの本が山積みになっているのを発見。そうか~、ロングセラーなんだなあ。



内容は。生活に役立つ(役立つのか?というのも無きにしもあらず)ちょっとした豆知識や、簡単に出来てしまうアイデア料理やお菓子を、可愛く味のある挿絵(故・花森安冶氏の手によるもの)と一緒に、短い文章とともに紹介している本。ほんとにメモ感覚で読める。毎日寝る前に、ちょっとずつちょっとずつ読みました。



スパゲティが「スパゲチ」になってたり、ズボン(今や、パンツ、という呼び方が主流?)が「パンタロン」中心だったり、と、時代を感じさせるものも楽しいけど、何といっても紹介されてる料理がおいしそうなんだ~、じゅるり。一ページ一ページめくる度に、「ああ!これ美味しそう!作りたい!というか寧ろ誰か作ってください!」と思ってました(笑)

ベーコンかりかりに焼いてレモンをかけると美味しい、とか、ミルク紅茶やパンのラスク風お菓子、とかなら自分でも出来そうだなあ。あ、ほんとにお腹すいてきた・・・。



時々本棚からとって眺めて、中のアイデアをちょっと活用してみると、目先が変わっていいかも。生活にちょこっと振りかけるスパイスみたいな本でした。長く読み継がれるの、わかる気がする。
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表紙があまりに綺麗だったので買ってしまった・・・。どんな繊細なファンタジーか、と思って。



繊細なファンタジー、というのではなかったけど、ユーモアいっぱいで楽しかった。

ある街の、とある小さなクラブ。そこ自体は決して、魅力的な場所でも何でもない。けれど、ジョゼフ・ジョーキンズという老紳士が来ているときは別。彼の語る数々の昔話は、奇想天外なものばかり。そんな彼のお話に魅せられた「わたし」が、そのお話を聞き書いた、という体裁の短編の集まりなのです、これは。



人魚や不思議な魔法使いと恋に落ちたり、虹が消えるとともに夢の中に消えてしまったお金の話、レプラコーン・・・という正統派ファンタジーなお話から、仕事のし過ぎでノイローゼになった人の、思いもよらないその解消法・・・なんてシニカルなお話、火星を旅した男の怖い体験、というSF仕立てなお話まで、バラエティに富んでて飽きません。この人の本、初めて読むのだけど、ダンセイニ、ってファンタジーでは有名な人だったのですね。長編はどんなのかしら。たしか、ゴシック色の強い作品も書いているとか。そういうのも読んでみたい気がします。



訳は荒俣宏!ファンタジーもの読んでるとよく、この方の名前を目にします。うーん、トリビアの泉に出てるだけじゃないのだなあ・・・〈失礼)。
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図書館で借りたんだけど、ちゃんと自分で購入して本棚に置いておきたいなあ、と思った。

何度も読み直すため、と、少年(愛、をつけたほうが的確?)文学のガイドブック的なものとして。



弱く、可憐で非力な存在としての少年が登場する文学の数々をとりあげ、そこから見えてくる「欲望する近代的主体」への嫌悪、美しい少年を愛することの中に見る「かくあるべき美しい自分、愛されるだけの完全な客体としての自分」への愛(自己愛)をこの本は論じている(・・・んだよね?読み解けてるかどうか非常に不安。)。



取り上げられてる少年愛文学(折口信夫・江戸川乱歩・稲垣足穂・山崎俊夫)は、すべて主体と客体、というものが意識されているのだけど、その扱いや、自らが立つ立場はそれぞれ違う。足穂好きなんだけど、少年を見る目としては、「相手に同化したい・完全に清らかなものでありたい」と思う折口信夫の立場のほうがわかるかな~。うーむ。



後半になると、三島由紀夫の「仮面の告白」「英霊の声」が詳しく取り上げられている。男性的志向が強い(と勝手に思い込んでいた)三島由紀夫のイメージが変わった。もっと複雑で、引き裂かれた自我を抱えた人だったのかなあ、なんて。華麗な装飾的文体の効果についても触れられていて、なんだか納得してしまう。見事にひっかかってしまってるんだな、読者は。



テキストを詳しく掘り下げていくと、こんなに色んなことがわかるものなのか~。もちろん、この評論を鵜呑みにしちゃいけないんだろうけど。天皇論が少年愛文学にリンクするとは思っても見なかったよ。びっくり。

最後には、その少年愛文学が分岐していったものとしての「耽美小説」「やおい小説」(!)それから「乙女文化」についてもちょっと触れられていて、とても興味深い。わあい、嶽本野ばら・長野まゆみ、森茉莉も出てる~vなんだか嬉しいな。

それにしても、別な分野として読んでいたものって結局全部どこかしらで繋がっっちゃうんだなあ・・・ああ、いかにもな読書嗜好(汗)いいけどさ・・・。





とりあえず、「仮面の告白」読んでみたい。三島由紀夫に対する興味倍増、かも。
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図書館司書の勉強のために読んだ本。

えーと・・・とりあえず、あんまり読みやすい本ではなかったです。苦しい・・・



この本が出されたのは今から二十五年ほど前になるのかな?そのせい、というわけでもないんだろうけど、ちょっと読みにくい文章・・・。何でかな、と思って読み進めて行くうちに、頭に入ってこないのは「~的」が連発してあるからのような気がしてきました。三行ほどの文章(しかも一続き)の中に、四つもそんな表現が入ってると、わけわかんなくなってきます。うう・・・。



内容は。生涯教育が必要とされるようになった背景、そのために求められる政治的基盤や個人の努力について、そして生涯教育の意義、が熱く語られている、という本です。出た当時、大きな驚きを持って迎えられた、とあったけど、そうだろうなあ、ある意味過激、というか理想主義的な本だものなあ。現在読んでも、「そりゃ理念としてはそうでしょうけど・・・」と思うような部分が多くあるんだもん。けれど、この本が大きな一石を投じるきっかけになったのは確かなことなのだろう。この人の並々ならぬ熱意には、確かに打たれるものもありました。



一章の、現代人に対する挑戦、の中の「イデオロギーの危機」と、四章の「範囲と諸目標」内の「市民教育」が印象に残った。自分が生きる社会の中の身近な問題として、具体的に考えることが出来たからかなあ。



うーん、しかしレポートへの道は遠い・・・(汗)
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面白かった~!「少女領域」の著者の評論だからきっと読み易いに違いない、しかもゴシックときたら借りないわけには・・・と思って借りた一冊。満喫致しました。



本書は、ゴシック的なもの、ゴシックの精神に関する様々な要素について、詳しく書かれたもの。例えば、「人外」「怪奇と恐怖」「残酷」「様式美」「身体」「両性具有」・・・などなど。時には評論の域を出て、作者のゴシックに対する情熱がストレートにぶつけてある章なんかもあったりして、これまた面白い。



ゴスロリファッションにこっそり興味を持ってたり、球体関節人形大好きで「ああ、人形になっちゃいたいなあ」なんて時々呟いてみたり、幻想文学が好きだったり・・・な嗜好を持ってる自分自身のことを「割とゴシックハートの持ち主なのかも」なんて思っていたけれど、甘かったですごめんなさい。まだ、ミーハー的興味の域なのね、この程度じゃ。「残酷」の章なんか、読んでるだけでぞっとしてしまった。サドの著作の引用とかがあるんだけど、文字だけでも痛い。ひーん。



自分がゴシック的な精神の持ち主にはなりえないかも、ということはともかく、人形や両性具有に憧れる心に潜んでるものを、ここまで見事に言語化してくれたことに拍手。このあたりに書かれていること(「主体としての自分を憎み、完全なる客体として存在したい、汚れを引きうけたくない」)には猛烈に共感を覚える。平行して読んでいる「無垢の力」から続くテーマだな、これは。



最後の「幻想」の章では、ゴシック的魂を持った幻想小説家がたくさん紹介されていて嬉しい。これから読む本の手引きになったよ。

三島由紀夫とか、中井英夫についての文学論もちょっとだけ書かれてる。何の先入観も無く作品に触れるのもよいけれど、こういうガイドがあってから読んだ方が楽しめる場合もあるだろうな。



ああ、はやく「無垢の力」も読んでしまおう。
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