つぶやいたり、描いたり。波に攫われる前の、ほんの一瞬。
 我が家の本棚には、いったいいつ買ったんだか、そもそも何でこの本を買ったんだろう?という本が随分あります。この「文章読本」もその中の一つ。引っ張り出してみて、うっすら思い出しました。あ、これ・・・表紙につられて買ったな。どこか外国のタペストリ柄ーが表紙に使われてて、綺麗なんです。背表紙も阪急電車色だし(笑)本選びって見た目に拠るところがかなり大です。



 それはそれとして、この本は面白かった!実はこの方の小説はストーリーや雰囲気が苦手なんですが(本当はそんなこと言えるほどいっぱい読んでません。すいません・・・)、こういう文学論(?)やエッセイはすごく上品で優しい印象があります。きっちり「選ばれた」言葉なんだなあ・・・と思う。



 内容は、小説・評論・戯曲などに分けて、筆者が優れていると思う作品を紹介し、その魅力を論じる、というもの。個人的に、泉鏡花の文体が色彩的文体であり、理性の酩酊をおこす点に魅力がある、という箇所に膝を打ちたくなりました。そ~なんだよ、な~。

 

 これを読んでてちょっと恥ずかしく思う点も。色んな作品が挙げられているのですが、まったく反対の特徴を備えた文章の例を読んでも、どこがどう違うのかわからない箇所が多々あったのです、私。言葉に対してもうちょっと鋭敏でありたいなあ。あと、「私は、文章があまりに個性的な外観をもつことを警戒します。そうすれば、読者は作者の個性にばかり気をとられて物語を読まないからであります。」という指摘は耳が痛かったですわ・・・はい、時々まさしくそういう読み方してます。気をつけよう・・・(恥)
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 季刊の本紹介雑誌。愛読しております。



 読者投稿ページがほとんどで、それぞれが気に入った本の紹介をしたり、登場人物のイメージイラストを送ったりしてるのでそれを見るだけでも楽しいのですが(時々その上手さに凹むけど)、私が一番楽しみにしてるのは、作家の特集ページ。ここで寮美千子さんの作品と出会いました。好きな作家・本を見つけるきっかけ作りをしてくれる雑誌です。逆に、すごく好きな作家がとりあげられてるときも何となく誇らしい気持ちになったり・・・。





 今回の号は、残念ながらあんまり興味をひいた作家はいませんでした・・・が、2003年読者おすすめページに長野まゆみの未読本があったり、ブックレビューコーナーでフランチェスカ・リア・ブロックの新刊を見つけたりとそれなりに収穫あり。ああ、本~!!!・・・でも今はまず、本棚の積読本を何とかせねば(汗)・・・。





読みかけ本:神曲(下)・文章読本(三島由紀夫)。神曲すすまない・・・。
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 ・・・っ!やっと読み終わりました、「神曲」(中)。ちょっと息切れ気味です。ぜ~ぜ~・・・

 

 この巻も難解でした。ん~でもこの壮大さは好きだ。頭の中で映像に置き換えようと思っても、物語が想像力を遥かに凌駕してます。特に楽園に到達してからは、もう、何が何だかわからなくなる始末。一行ごとに注と睨めっこでした。キリスト教の色んな要素が象徴という形をとって出てくるので、そういうのに詳しくないとちょっと厳しいような気がします。



 この巻で印象に残った部分。第十七曲の愛についての記述。最初読んだ時はさらっと流したのですが、後から効いて来る言葉だと思う。ちょっと抜粋。

「自然の愛は常に誤らず、されど他はよからぬ目的または強さの過ぐるか足らざるによりて誤ることあり(中略)されど逸れて悪に向ふか、または幸を追ふといへどもその熱適(nekono注・よろしきと読む)を失いて或ひは過ぎ或ひは足らざる時は即ち被造物己を造れる者に逆らふ」

私、クリスチャンじゃないけどこれは的確、というかいい言葉だな・・・と思いました。



 もひとつ別の意味で心に残っているのはやっと再会したベアトリーチェの態度。き、厳しいのね・・・(汗)ダンテをすぱっと糾弾してます。ひゃ~。

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ええと、何て言うのだろうこういう本のこと・・・。文芸評論、っていうのかなあ、それとも論文集?う~ん・・・まあいいか。

読み始め、非常にしんどい本でした。読んでて思ったんだけど、私あんまり古典文学に興味ない?この本、大学の授業、とくに某A先生がやってることにそっくりなんです。このエピソードがこっちの文献にも出てて、それでもってこの人は誰である、とか。それだけでちょっとうんざりしてしまいました。

あ、でも、興味のある人には非常に楽しく読める本だと思います(汗。)

 とは言え半分くらい読んだところで、次第に興味が湧いてきました。特に蝉丸のお話とか、鳥獣戯画のエピソードに入ると一気に集中。へ~、動物の対立に特徴があるのか・・・今度また見てみよっと。扱われてるエピソードだけじゃなくて、そこから見えてくる当時の説話がもつ意義についてのお話もおもしろい(具体的に言えないのは私が説明できないから。)。もうすこし精読してもよかったかも。 

でもこの本、まさに今昔物語集の講義受けてる時にはすでに家にあったのに、何故読まなかったんだろう?きっと理解を助けてくれたのに。

・・・「必要」「義務」がつくと、本って面白くないのよね。ね。

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ついに読書日記を分離いたしました。こちらには、雑誌、絵本を含む活字本類の感想を書き連ねていきます。

 ここが更新されてたら、それは漫画が滞っていることを意味します。・・・多分(苦笑)



本日読んだのは、雑誌「spoon.」。二ヶ月に一回発行の雑誌なのですが、ほとんどのページがカラーで綺麗。そして、北欧の可愛い小物とか、絵本やキャラクターの紹介など、もう子供と言うには無理のある人の子供心を刺激してくれる情報がいっぱい。

ファッション雑誌より、小物でしょう(そんなだからいつまでたっても野暮ったいんだよ)。あと、モデルさんがみんな可愛い。素朴な可愛さだと思う。



今回は、映画「ミトン」の紹介に目が行きました。うわあ、チェブラーシカの監督さんのパペットアニメ~!!!観たい~観たい~(><)・・・でも、東京でしか上映してないんですね。く~っ、いいものはみんな東京なのか。何か悔しいなあ。

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cxromdul.GIF・・・どっちを読書日記に使えばいいんだろう??カ、カテゴリって何?

とりあえずテスト。

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